
こんにちは!
初めて行った上高地の旅・本編になります。前泊までのお話も、合わせてお読みください。
上高地は、長野県松本市にある標高1500メートルの景勝地です。
早朝のバスで松本市街地より上高地へ向かう
バスは、事前に予約が必要な「ナショナルパークライナー」を利用しました。5時半出発です。席は自由席になりますので、バス停には早めに来て並んでいます。
進行方向の左側の席が眺望が良いと聞きましたので、左側に座りました。バスは、一度「新島々駅」で停車しました。その後は山へ向かっていきました。
事前に酔い止めの薬を服用し、前日の睡眠も4時間未満であったため、バスの中では殆ど寝ていました。車窓からの眺めも、ほとんど見ていません。山道のカーブもあったと思いますが、くねくねと左右に曲がるという感じではなく、時々身体が左右に揺らされる感覚でした。秩父の三峰神社へ行ったときより、楽という印象でした。
たくさんの観光客が訪れる道ですので、しっかり整備されています。
バス酔いの時に、喉をスッキリさせたいと思い、買ってきた「レモンのグミ」も口の中に入れることはありませんでした。
高地に行くと、お菓子の袋が膨らむと言う噂を聞きつけ、持参したジャガリコの箱は、本当にぷっくりとしました。
上高地バスターミナルまでは行かず、途中の「大正池」で下車しました。
大正池から歩き出す
バス停から、じゃりの坂道を少し下りていくと、大正池です。下りている時から、お猿さんが現れたのに気が付きました。
上高地のお猿さんは「スノーモンキー」と呼ばれ、世界的にも有名な寒い場所で暮らし魚を狩るって食べるニホンザルです。こちらから仕掛けなければ、何もしてきません。静かに見守ることです。
7時に到着しました。

前日も当日も、梅雨の期間中にもかかわらず、奇跡的な晴れです。
朝の大正池の風景は、秒ごとに変わっていきます。早朝に行くのがおススメです。

湖面に、山と立ち枯れの木が映し出されます。実際に目にした風景は、立ち尽くすほど綺麗です。
隅っこの方で、レジャーシートを敷いて、朝食のパンを食べようとしましたが、頭の上を猿たちの運動会が始まりました。一口二口食べて、しまう事に。人の物を狙ったりするお猿さんではないですが、落ち着きません。
大正池のバス停近くに、公衆トイレがありますので、利用して出発です。上高地のトイレは1回100円のチップ制です。強制ではないようですが、協力します。
大正池から河童橋まで、新緑と花の季節を歩く
クマよけの鈴を100均(キャンドゥ)で買って持参しましたが、観光客が多く話し声が切れることはありません。鈴を鳴らしてる人がいないため、耳障りになり、ポーチに入れたり出したりしました。一人で歩くときや、人が少ない時は必要でしょう。
「おしだし」と呼ばれる名所や、湿原をいくつか経由して、河童橋に歩きます。遊歩道があるので、迷いません。

噴火を繰り返した際に出来た湖や、立ち枯れの木や、土砂が美しい風景を作り出しています。

観光客が多いので、人が入り込まないように写真を撮るのは、ちょっと大変です。

今年は、レンゲツツジの当たり年だそうで、オレンジ色の花がとても映えます。一眼レフと三脚で、落ち着いて撮られている方もいました。

水はこれまで見たことないと思う程、透明です。

2日前まで雨に降られていたお花たちも、晴れ間が嬉しそうです。

足元に花を見つけると、写真を撮るため、河童橋まで1時間半かかりました。今回は植物を楽しむために、大正池から河童橋を「林道コース」を経由して歩きました。

睡眠不足と、関節の痛みを抱えている私は、河童橋手前で不整脈?(脈が飛ぶ感じ)を感じましたので、ここからは休憩にしました。
山歩きに慣れている友人は、予定通り明神池に向かいました。
休憩2時間を挟んで、再出発・岳沢湿原へ
常備薬を服用して、木陰のイスでリュックを抱え、仮眠をしました。持っていた小さなパンを1個食べて、元気回復です。
河童橋付近は、椅子もテーブルもたくさん置いてあります。木陰は少なくて、声を掛けあいながら、相席しました。飲食できるお店(ホテルラウンジなども)や、お土産屋さんなど、買い物も困ることはありません。
明神池に向かった友人と落ち合うべく、河童橋から20分ほどの岳沢湿原に向かいました。この湿原も、レンゲツツジが美しいと言う場所です。

岳沢湿原までの遊歩道で、たくさんのお猿さんに出会いました。普通に前を横切ったり、隣や前を歩いています。
一人で歩いていましたので、若干ビビッていました。子ザルさんが、足元にジャンプして下りてきたときは少し大きめの声が出たようで、隣で写真を撮っておられた外国の男性の方に笑われました。

赤ちゃんもいて、家族で歩く姿が愛おしかったです。

河童橋で友人を待っていただけでは見られなかった絶景が、ありました。逆ルートを歩いてきた友人とも、無事落ち合いました。

シダが綺麗で、綺麗で・・感激でした。

キャンプ場もあるそうです。水辺で涼む方もいらっしゃいました。
12時半ころに、河童橋に戻れました。標高1500メートルですが、日差しが強くなり暑くなりました。
お昼は、クラフトビール(1杯910円)と山賊焼弁当(唐揚げ風な鶏肉)を外のテーブルでいただきました。日影がなくて、お弁当に直射日光が当たらないように傘で工夫しながら、食べました。
滞在時間6時間ですが、あっという間でした。実はお土産物を見る時間はありませんでした。
上高地バスターミナルから松本駅へ、そして帰ります
帰りのバスも、事前にネットで予約・決済済みのナショナルパークライナーに乗ります。上高地バスターミナルより、乗車しました。
名簿で一人一人確認をされてから、乗車します。車内は自由席です。
帰りのバスの中は、静まりかえっていました。私も、時々は車窓からのダムの風景を見たのですが、ほとんどは眠っていました。安全運転のお陰で、快適に過ごすことができました。
切符は松本駅までなのですが、バスは新島駅で下車します。下車すると、駅員さんに確認されて、松本駅までの電車の切符を渡されます。
小さな電車ですが、皆さん座ることができて、立っている方はいませんでした。お喋りをしているうちに、松本駅に到着しました。
アルピコ交通バスターミナルのコインロッカー(1回¥500~700)に預けた荷物を取り出し、トイレで汗をかいた洋服を着替えました。
バスターミナルが入っているビルにも、お土産物を買う場所がありましたが、今回は時間がなく・・やはり買えませんでした。
帰路も前日と同じく、特急しなので長野駅へ行き、新幹線を使いました。
私は歩いた歩数は15000歩/1日でした。疲れはありましたが、爽快でした。
お読みいただきありがとうございます。
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